「二度と戻ってくるなよ」って台詞、言ってみたくないですか?あ、ないですか。すいません。でも、映画で出所してくる囚人に言うのは有名な話。実は葛飾区にもかつて「塀」があったの知ってます?今回はそんな塀についてレポートです!
葛飾区小菅。かつては煉瓦(れんが)の街として大正時代に知られていた街です。実は明治初期の2年間かつて東京市ではなく「小菅県」として独立国家(?)としても賑わっていた街。煉瓦を中心に街の発展がありました。
現在はとても近代的な留置所として綾瀬・北千住の間で見られる東京拘置所ですが、昔は「小菅刑務所」として塀の中に囲まれていたんです。
その壁がなくなったのは実は2008年のこと。近代的な留置書は塀の必要がないため(なんとこれ、国内初!)塀を取り払い、現在は国家公務員の宿舎としてその土地を有効活用しています。
今はなくなってしまった「塀」ですが、現在もその少しの面影を見ることが周辺では見つけることが可能。映画やドラマで使われていた「塀の向こう」を探しに行きましょうよ!