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キーワード:社寺仏閣学ぶ・雑学
更新日:2013年03月10日

柴又来たなら、何はともあれ

たいしゃくてんだいきょうじ

帝釈天題経寺

見事な枝振りの瑞龍松の奥に鎮座する本堂。写真に収めるべし。 参道の二天門しかり、回廊には「法華経二十八品」の代表的な説話を象ったものがあるなど、至るところに施された彫刻は見所。 参道の二天門しかり、回廊には「法華経二十八品」の代表的な説話を象ったものがあるなど、至るところに施された彫刻は見所。 参道の二天門しかり、回廊には「法華経二十八品」の代表的な説話を象ったものがあるなど、至るところに施された彫刻は見所。 寅さんが産湯に使った御神水。元は樹齢500年ともいわれる瑞龍松の下で湧き出ていた。 昭和40年に完成した邃渓園(すいけいえん)。当時関東一と謳われた造園師・永井楽山の作品。

開山は寛永年間、およそ400年の歴史を持つ日蓮宗の寺院。江戸中期、一時所在不明となった「板本尊」を1779年に日敬上人が発見。疫病が蔓延していた当時の江戸市中へこの板本尊を背負って向かい、病に苦しむ者にご利益を授けたという。現在は寅さん映画の舞台としても知られ、参拝者はあとを絶たない。

庚申(こうしん)信仰
元は中国の道教の「三尸(さんし)説」から。人間の体内には「三尸(さんし)」という三匹の虫がいて、庚申の日の夜、寝ている間に天に昇り天帝(すなわち帝釈天)にその人の悪行を告げると云われていた。奇しくも板本尊が発見された日も庚申の日。そこから庚申の日は帝釈天に参拝し、昼夜寝ずに過ごす「宵庚申」が江戸庶民の一大ブームとなった。現在でも60日に一度訪れるこの日は縁日となり、往時の雰囲気を残している。
たいしゃくてんだいきょうじ

帝釈天題経寺

住所 葛飾区柴又7-10-3
電話番号 03-3657-2886
営業時間 9:00~18:00(閉堂)
彫刻ギャラリー・邃溪園は~15:30(閉館16:00)
休業日
料金 大人400円、子ども(小中学生)200円、団体 300円
URL http://www.taishakuten.or.jp/
キーワード:社寺仏閣学ぶ・雑学
更新日:2013年03月10日

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